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北前船の時代から残る貴重な文化財!みなとつるが山車会館別館の【建物】にご注目!

最終更新日:2017年7月19日

敦賀湊は 「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 北前船寄港地・船主集落」の一つとして日本遺産に認定されました。みなとつるが山車会館別館の建物は、北前船の時代から残された貴重な歴史的建造物です。

別館に展示中の北前船模型 製作者 船大工 佐賀井 忠男 氏
【北前船模型】制作:船大工 佐賀井 忠男 氏(別館にて展示中)

湊町敦賀と商人達を見守り続けた建物

 現在、みなとつるが山車会館別館として活用している建物は、古くからこの場所で湊町敦賀と、そこで活躍した商人達の隆盛を見守ってきた、今では数少ない貴重な建物です。
 国の重要文化財に指定された現市立博物館の建物の前身である、かつての「旧大和田銀行本店」の最初の社屋ですが、もともとは「大和田商店」の建物であり、建物自体の歴史はさらに以前まで遡ることができます。

北前船主 初代大和田荘七が開業した船荷問屋

 大和田商店は、もともとは北前船の寄港地である敦賀で活躍した船主の一人でもある、初代大和田荘七が、文久2年(1862)に現在地(旧 西浜)で開業した船荷問屋です。
 初代荘七は、文政8年(1825)伊東吉右衛門の六男として生まれ、13歳頃に大阪の木綿問屋へ丁稚奉公に出て商売を学びました。27歳で帰郷し、敦賀を代表する有力商人である大和田家(桶屋)、八代荘兵衛の妹婿となって大和田性を名乗るようになります。
 分家した荘七は木綿問屋を始め、後に船を持ち、船荷問屋を開業して米穀・縄・莚・松前物の廻漕売買に乗り出し、財力を高めていきました。
 その後、日本海の海運は蒸気船の時代へと移り変わり、北前船の時代は終わりを告げますが、荘七の養子となって跡を継いだ二代荘七が表舞台に立ち、敦賀港の近代化を担っていくのです。

建築物としての特徴

 建造物としての本格的な調査は未了で、不分明な点も多いですが、この建物には、明治37年銘の棟札があります。ただ、これは改築した年を示すもので、建物自体は大和田商店が開業した文久2年、あるいはそれ以前からのものだとも考えられます。
 建物の造りは、木造二階建桟瓦葺き、梁間七間半、桁行七間、切妻造の平入りで、屋根は起り屋根になっています。正面外観と内部の前半部分は洋風をまねた造りに改変されていますが、後半部分は和風仕様の、いわゆる町家建築の姿のまま残っています。
 この建物に附随して、延宝3年(1675)銘の棟札を持つ土蔵もありましたが、これは残念ながら残っていません。

  • 桟瓦葺き(さんがわらぶき):平瓦と丸瓦を一体化させた波型の「桟瓦」を使用した屋根の葺き方。
  • 梁間(はりま):屋根の最上部にある棟木に対して直角方向の長さ。
  • 桁行(けたゆき):棟木に対して平行方向の長さ。
  • 切妻造(きりづまづくり):山形の屋根の形状。棟から地上へ向かう二つの傾斜面で構成された、広げた本を伏せたような形。
  • 平入り(ひらいり):屋根の棟と平行な面「平」に出入り口がある建物。一方、棟に直角の面「妻」側に入口があるものを妻入りと呼ぶ。
  • 起り屋根(むくりやね):屋根面が弧を描くように滑らかに膨らんだ屋根。一方、寺などによく見られる屋根面が反ったものを反り屋根(そりやね)と呼ぶ。

みなとつるが山車会館 現在の外観
現在の外観

活用の変遷と今後の保存

 昭和2年(1927)、大和田銀行の新社屋(現市立博物館建物)が建てられた後は、大和田商店、戦後には小森商事の社屋となり使用されてきましたが、平成8年(1996)、この建物の重要性を考えて敦賀市が買い取り、現在のように活用される事となりました。
 敦賀港の歴史を知る上でも重要な有形文化財であるこの建物を、博物館の建物同様に、今後も大切に保存していきたいと考えています。

敦賀市立博物館 平成29年度特別展のお知らせ(予告)

特別展「敦賀湊と北前船交易」

会期 9月9日(土曜日)から10月15日(日曜日)まで
 会期中休館日 9月11日・25日・10月2日
 展示作業休館 9月5日(火曜日)から8日(金曜日)・10月17日(日曜日)・18日(水曜日)

北前船が日本海を縦横に行きかった時代の敦賀湊を紹介します。

敦賀市立博物館ホームページ

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