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平成18年度冬季テーマ展 サックリと昔の着物

最終更新日:2015年3月1日

期間  平成18年2月7日(水曜)~3月4日(日曜)
休館日 毎週月曜日(2月12日を除く)、2月13日(火曜)

 私たちの生活の中には、工場で大量に作られた既製品があふれています。
 次々と果てしなく作られて店に並べられる既製品を、買わねばならないとばかりに買い込み、消費すらも追いつかなくて捨ててしまう。
 激流のような大量生産大量消費システムに、一時の疲れを感じる人が増えたためでしょうか。長く受け継がれてきたアンティークや伝統工芸、また家庭的な手仕事に対する興味が、少しづつ高まって来ているようにも見受けられます。
 敦賀市立博物館では、手仕事により生み出された古い民具類を、市民の皆さんからいただいています。この中から、かつては市内でも生産され、作業着や野良着として活躍していたサックリを始め、それを見知らぬ世代にとってもどこか懐かしいような、ちょっと昔の着物をご紹介いたします。

敦賀のサックリ
 サックリは昭和30年代くらいまで、主に農山漁村で使われた仕事着です。水に強く丈夫で、夏は涼しく冬は暖かかったといいます。
 その身頃や袖は、細く裂いた古い木綿布等を緯糸に用いて織られた布で、サックリはこの布の呼び名でもあります。
 こうした仕事着は日本海側の広い地域で作られており、貴重な木綿を再利用するため始まったものと考えられています。
 サックリは地域によってはシャックリ、サクリなどとも呼ばれており、その語源は「裂き織り」だと思われるかもしれません。しかし裂いた古木綿が使われる以前から、麻糸のくず糸(オクソ)などを緯糸として同様の布が作られ、「サックリ」の名はその頃からのものであると推測されることから、「裂き織り」は当て字であろうと考えられています。
 当館のサックリは、裂いた古木綿と麻の糸が緯糸として交互に織りこまれています。市内では主に西浦地区や東浦地区でサックリが作られており、地元で使われたほか、商品として敦賀の町で売られたこともあったといいます。
 これらのサックリは、ある布を適当に織りこんだとは思えない独特の藍色のグラデーションを持ち、名もない織り手の、素朴な、けれど明確な美意識とセンスを感じさせてくれます。

昔の着物
 博物館に寄贈された着物を紹介しています。どんな最新流行のものも、時代の移り変わりのなかでいつしか「古い」ものになってしまいます。そうして置き去りにされたり、忘れられてしまいがちな「少し昔」を記録するのが、博物館の機能と言えるでしょう。
 印半纏、宮参りの産着や打掛、あるいは日常の普段着など、以前は多くの人にとって身近だった少し昔の着物を展示しました。


※サックリの織り目

展示資料リスト
No.   資料名       年代    素材    生産・使用場所
1  サックリ(袖無し) 昭和   木綿・麻  敦賀市白木
2  サックリ(袖無し) 昭和   木綿・麻  敦賀市白木
3  サックリ(袖あり) 昭和   木綿・麻  敦賀市白木
4  サックリ(袖あり) 昭和   木綿・麻  敦賀市白木
5  サックリ(袖あり) 昭和   木綿・麻  敦賀市白木
6  サックリ(袖あり) 昭和   木綿・麻  敦賀市浦底
7  サックリ織り機部分 昭和   木綿・麻・木  敦賀市白木
8  背中あて       昭和   藁・木綿  敦賀市
9  古布          昭和   絹・化繊等  敦賀市
10  綿入れ半纏      昭和   絹       敦賀市
11  綿入れ半纏      昭和       敦賀市
12  綿入れ半纏      昭和       若狭町海山
13  仏餉袋(ぶっしょうぶくろ) 昭和  木綿       敦賀市
14  風呂敷      昭和   木綿       敦賀市
15  代用繊維ズボン  昭和   スフ       敦賀市
16  防空頭巾      昭和          敦賀市
17  もんぺ      昭和   木綿       敦賀市
18  印半纏「比田運送店」  昭和初期  木綿       敦賀市
19  印半纏「伊藤商店」  昭和初期  木綿       敦賀市
20  半纏「西浦地区消防団」 昭和初期  木綿  敦賀市白木
21  腹掛・股引・脚半・半纏 昭和初期  木綿  敦賀市
22  商標入り前掛け  昭和初期  木綿       敦賀市
23  男性用の羽織と袷  昭和    木綿  敦賀市
24  ウールの着物と上っ張り 昭和30年代 ウール  敦賀市
25  ねんねこ半纏       昭和30年代  敦賀市
26  綿入れ着物と胴着    昭和    木綿  敦賀市
27  産着(男児用)       明治ごろか 麻       敦賀市
28  産着(男児用)       大正14年  絹       敦賀市
29  産着(男児用)       大正14年  絹       敦賀市
30  産着(男児用)       昭和初期  絹       敦賀市
31  綿入産着(男児用)   昭和初期  絹       敦賀市
32  裃            明治    麻       敦賀市
33  裃            明治    麻       敦賀市
34  裃(肩絹のみ)        明治    麻       敦賀市
35  留袖        昭和    絹       敦賀市
36  留袖        昭和    絹       敦賀市
37  色留袖        昭和    絹       敦賀市
38  牡丹鳳凰紋総刺繍打掛  昭和40年代  絹・金糸外  敦賀市

※展示内容は予告なく変更する場合があります。

体験コーナー

 ※印半纏(しるしるはんてん)を着てみよう
   記念撮影もどうぞ。

関連リンク

同時開催 常設展『冬季館蔵品展』

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電話番号:0770-25-7033
ファックス:0770-47-6131

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